株式会社 大一商会

Daiichiコラム詳細
 掲載日:2009-12-23
『CR哲也〜雀聖と呼ばれた男〜』開発インタビュー

みなさん、こんにちは。
12月に導入されたDaiichi初のMAXパチンコ『CR哲也〜雀聖と呼ばれた男〜』。
既に各地に導入され、すでにお楽しみいただいている方もおられると思います。
さて、今回はコラムの場をお借りして『CR哲也〜雀聖と呼ばれた男〜』の開発インタビューをお送りいたします。

お話を伺わさせていただいたのは、東京開発の松岡さんです



◆プロフィールをお教えください
・お名前
松岡 輝

・過去に関わった作品
プロゴルファー猿、湘南爆走族、怪物くん、忍者ハットリくん(初代)など

・好きな機種
F.クイーン2、リアルゴール2、ダンスダンス2、いれてなんぼ、哲也

・趣味
パチンコ、スロット、サッカー。

・入社歴
9年


◆どのようなきっかけでこのタイトルを選ばれたのでしょうか?

自分が好きなタイトルだったので。
哲也はそれこそリアルタイムに少年マガジン全盛期に読んでいて、麻雀も昔から好きだったのでいつも読んでいました。

自分が狙っていったところは20〜30前半の若い男性、パチンコヘビーユーザー向けでした。
さらに『ギャンブルが好きな人』というさらにすごい狭いところを狙ってそのためだけに作っていった感じです。
あと哲也が好きな人から「哲也はこうじゃない!」とは思われない内容を心がけました。


◆開発で特に苦労したところは?

実は当社の中では非常に紆余曲折したタイトルでした。
今とは違うスペックで作っていたのですが、『リスクが高い』という理由で一時は開発中止になりかけたことがありました。


◆ではどうやって(開発継続を)説得されたのですか?

よく覚えてないけど、必死でした(笑)
麻雀の演出がわかりづらいという、重箱の隅をつつかれて。
『なしだ!』という話と、『いやいやいや・・・』という話を何ヶ月も協力企業の皆様とがんばって進めていきまして・・・
本当にこだわってきたスタッフと一緒に、何とか説得してやらせてもらえることになりました。

たずさわってきた開発陣も一流の人たちで、演出はすごくよかったんです。
社内試打評価で一気に流れが良い方向に変わりましたけどね(笑)


◆この機種ではサブ液晶がひとつの特徴となっていますが、サブ液晶について苦労された点はどこでしょうか?

サブ液晶もいろいろありました。
当初、企画段階でサブ液晶があったのですが、企画全体の見直しやコストの関係で断念していました。

ところが進めていくうちに、スペックが変わったあたりで
『これ麻雀なんだから、ちっちゃい液晶つけたら良くない?』みたいな話が出てきて(笑)

当初、サブ液晶は下から上に動く『ヤマから牌をツモってくる』ような動きだったんです。
駆動や設計面の理由で今のカタチになりました。

サブ液晶を積んだ状態で普段ずっとこっちを向いていて何を表示させようかと。
普段メインとはバラバラですが、サブ液晶の動きがリンクしないと面白くないよね、という理由から、『フリーズ』が追加されました。
ドクンルートの中でのフリーズは絶対哲也のところにする、というルールが我々の中であって、元々できてるリーチのシーンからどう繋ぐか悩みました。
ここはかなり直前になって追加された部分です。




◆演出面で苦労されたところはどこでしょうか?

大変だったのはセリフ。
52名の登場キャラクターのうち、40名ぐらいがボイス付きです。

音声の登録できる総数の制限があって。この容量は1ギガまでなのですが、これにBGMとSEを加えないといけないのにボイスだけで容量を越えちゃって・・・泣く泣く半分ぐらいを捨てています。

リーチのときに、チャンス、激アツ、プレミアとそれぞれのバリエーションがあったんですが、これをやると数が倍に倍になって、容量的に入らない。
そこから音声を削っていく作業が発生し、そこから違和感なく仕様的に問題なくまとめていくのが大変でした。
あとはサブ仕様をFIXさせるのに猛烈に苦労しました。今のパチンコは仕様が山のようにありますからね・・・ハゲるかと思いましたよ(笑)


◆では、グラフィックに関してはどうでしたか?

絵は常に大変でした。
担当している弊社デザイナーの飯島や協力企業に修正してもらったりで、本当に最後まで毎日大変な思いをしてきました。

絵は田村秀樹さんというすごいアニメーターの方にお願いすることができまして、演出に関してはそこがすごく効いていると思います!
効果的な見せ方がすごくうまい。エフェクトの出し方含めて。

麻雀って(静的な)卓の上でやっていることじゃないですか。実際に動いているものは、とにかく動かせばいいのですが、哲也はそこをどうやって見せるか。
静のものを動にするというところにとにかく腐心しました。



◆キャラクターはどのキャラに一番思い入れがありますか?

印南、小龍、ドサ健の演出は相当こだわりました。とにかく原作に沿って構成したかったので、何度もやり直しもしました。
自分の中では小龍が一番かっこいいと思っています!!


◆一番アツい予告はどれでしょうか?また、レア度の高い予告などありましたらぜひ

アツさでいえば雀聖役物は大体アツいです。レア度で言えば『次回予告』からのツバメ返しでしょうか。


◆単行本でお気に入りの話などありましたら教えてください

話はゴールドマンのとこが一番好きです。哲也と小龍と近藤が絡み合う場面とか。
あそこの哲也は本当にカッコイイ!!どの世界でも超一流はやっぱ違うな、と(笑)


◆ラウンド中の挿入歌がとてもすばらしいのですが、どのような経緯で生まれてきたのでしょうか?収録曲にまつわるエピソードなどがありましたら

先ず、曲を2つ作ると決めていて。ひとつは女バージョン、もうひとつは男バージョンと。
音担当の方から何人かの候補をいただきまして、その中からあんまり女の子してない、力強い声を持っている人を選びました。そしたらその方も哲也好きだったという(笑)

片霧烈火さんという方なのですが、作詞はこの方が男、女バージョンともに作っています。


この曲を聴くと一年前の冬を思い出します。寝ずにガチンコ勝負で仕様書を上げてるときに、この曲をずっとかけていて(笑)


◆最後にユーザーのみなさまに向けて一言、メッセージをいただけますか?

満足できるものかどうかはまだわからないですけど、楽しんでいただけるよう精一杯作ったつもりです。
ぜひ感想を送っていただければと思っています。お願いいたします。




本日はお忙しいところ、どうもありがとうございました。







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