株式会社 大一商会

Daiichiコラム詳細
 掲載日:2010-09
『CR中森明菜 歌姫伝説〜恋も二度目なら〜』開発者インタビュー


みなさん、こんにちは。
今回インタビューする機種は、ときめきパチンコ『CR中森明菜 歌姫伝説〜恋も二度目なら〜』です。

初代「歌姫伝説」から4年。中森明菜さんをモチーフにした当機は、前作からのファンの方々の期待を一心に受けて発表されました。


今回は、いかにして新たな「歌姫伝説」を創り出したのか、そのドラマに触れていこうと思います。

お話を伺ったのは東京開発の本多さん(写真左)、高橋さん(写真右)です。




◆プロフィールをお教えください
・お名前
本多 秀行(以下、
高橋 千春(以下、


・過去に関わった作品
:ピンクレディー、夢の超特急、DRM、ハイパーパッション、初代「歌姫伝説」
:アイドルコレクション70's、細川たかしの熱唱炎歌祭り、氷川きよし、「歌姫伝説2」←今回で歌パチ4本目!!


・好きな機種
:リアルゴール
:湘南爆走族、歌姫伝説、ピンクレディー


・趣味
:ゴルフ、野球
:お料理


・入社歴
:12年目
:5年目




◆歌姫伝説の続編ということで、心掛けたことは何でしょうか?

:キーワードとして強く意識したのが『ファンが望む正常進化とは?』です。
これまでに前作を熱心にプレイして頂き、熱烈に支持してくださった多くのファンの方から様々なご意見を頂きました。その声を今回の続編に盛り込むにあたり、前作から進化させるところと、残していくところ。新たに付け加えるものと、思い切って取ってしまうもの。その取捨選択に一番気を使いました。



ご意見の中には「前作をそのままプレイしたい」や「シンプルな演出が一番好き」といったものも多くあり、コンセプトを詰めていく中で我々を大きく悩ませました。果たして4年前の前作から何も進化していないものを開発して今のプレイヤーの方に満足して頂けるだろうか?前作にない時流に沿った演出は歌姫伝説のオリジナリティを損なってしまうのでは?そんな自問自答を繰り返しながら歌姫伝説における『正常進化』の在り方について、我々なりの答えを固めていきました。


具体的には、前作での好評価により継承したのが、イントロ変動、振り分けフィギュア、ライブモード等で、今回新しく取り入れたのが、エンブレム役物、ちび菜のステップアップ予告、プチライブモード等です。いずれもファンの方に中森明菜さんを十二分に味わってもらうには?という考えのもと、試行錯誤を重ねて現在の形に仕上がりました。





▲初期のデザインのもの。


◆初期のデザイン案に、白ベースの盤面デザインがありますが、これについてお話をいただけますか?

:カラーリングについては、「セカンド・ラブ」をコンセプト曲に据えることが決定した時点で、前作のカラーである「赤」から一度脱却して「白」ベースの盤面デザインにトライしていた時期もありました。


一度オリジナルから脱却することで、よりよい何かが見つけられないか?試行錯誤の結果では、白は明度の高さゆえにLEDランプのインパクトが弱くなってしまう。そこからデザインを詰めなおしていくうちに、さらに別の色に転じて、現在の「赤」「ラメ」「メタリック」の質感にまとまっていきました。




◆本機は、ちび菜を満載した役物が特徴のひとつになっています。そこでお聞きしますが、盤面右のLIVE役物は、どのような経緯で?

:初期の段階で「スポットライト役物」というものがありました。こちらはスポットライトが光って回転する役物で、これを擬似連の演出に使うところまで決まっていました。


そして、このあとにちび菜たちを盤面内にどう配置しようか?というところで「どうせなら、全員入れてしまおう!」と(笑)


歌姫伝説には「ライブ」というキーワードがあり、これをアルファベットで書くとちょうど4文字。お、ぴったりじゃないか!ということでデザインを一新、LIVEの字に4体のちび菜を隠して、擬似連が進むにつれてちび菜が登場!というギミックになりました。




◆中でも特にこだわって作られた点はどこでしょう?思い入れのある部分などございましたら、ぜひ教えてください。

:中森明菜さんの分身として実機で活躍する「ちび菜」。4年たった今でも可愛いと言ってもらえているキャラクターを大事にしないといけない、と思ったところが一番のこだわりです。




本機で新たに8体のちび菜を3D化するにあたって、前作よりも可愛いといわれるキャラにしたい。また、歌姫伝説のテイストをそのまま継承していくためにも、デザイナーは前作と同じ方に担当していただきました。


▲初期段階のキャラクター資料




また、役物のキャラクター造形も、デザイナーさんに指示確認してもらいつつ何回もブラッシュアップをしています。その甲斐あって、実機の役物のちび菜ちゃん達のクオリティは最初のものより、格段に高くなっています。


:歌姫伝説はただご本人に似せたものではなく、中森明菜さんの特徴、記号を抽出した分身としてちび菜が存在します。キャラクターの衣装と振り付けは、前作以上に研究を重ね、ご本人の再現性を高めています。この点には猛烈にこだわりました。何より製作者が一番のファンでもありますから(笑)

明菜さんが歌った当時の雰囲気を落とし込むという作業についても、前作から気を付けていた点です。明菜さんは歌の雰囲気に合わせ表情も作り込んでいらっしゃるので、それを再現すれば、ちび菜の顔そのものは明菜さんと同じでなくとも、「明菜さんらしく」なります。今回、最もそれを意識して開発されたちび菜はTANGO NOIRです。


▲TANGO NOIRのキャラクター資料(※クリックで拡大します)



前作でちび菜をご本人が気に入って頂けた事もありましたので、より細部にまでこだわった画作りを行っています。特に前作よりも滑らかなアニメーションが可能になったので、ちび菜の振り付けにより衣装が揺れる様については忠実に再現しています。細かい部分ではありますが、禁区のちび菜のスカート、ミ・アモーレのドレスの動き等に注目してみてください。



▲禁句、ミ・アモーレのキャラクター資料(※クリックで拡大します)



キャラクターは、パッと見で何のちび菜なのかがわかるように色分けや髪型を設定しています。前作ちび菜とも合わせて、全員が特徴的な、違った見た目になるよう気をつけました。元々、明菜さんは曲に合わせてご自身ごと(衣装や表情、振りなど)プロデュースされておりましたので、それを参考にイメージを固めました。

今回は、スローモーションやサザンの髪の色が極端な色になっていますが、スローモーションはデビュー曲ということから「若芽」的なグリーン、サザンウインドは歌詞の内容からイメージされる奔放さを「金髪」で表現しました。前作では実際の明菜さんの髪の色から大きく外れる色を使っていなかったので、この二人の髪色は少々冒険でした。


▲スローモーション、サザン・ウインドのキャラクター資料(※クリックで拡大します)



〜Tシャツちび菜の誕生

:前回は通常画面にキャラクターが出てきませんでした。なので今回は通常ステージ上にちび菜が行き来する構想があり、曲が決まった時点で、どのちび菜を出そう?と考えていました。ですが、リーチに出てくるちび菜をステップアップに使うと、やはり信頼度やナビに影響してしまう。そこでもう、属性のないちび菜があったほうがよいだろうという発想で、Tシャツちび菜ができました。


▲Tシャツちび菜のキャラクター資料(※クリックで拡大します)


デザインは中森明菜さんのツアー中、アンコール時に着ていた衣装がモチーフになっています。




◆前作、3〜40代女性の中森明菜さんのファンの方で「歌姫伝説」が出て初めてパチンコを打ったという方もおられます。ライトユーザーの方に向けてメッセージなどございましたら、是非どうぞ。

:本機は、女性を中心としたライトユーザーをターゲットとする商品として、大当り確率を1/300を切るところに設定する事で、プレイヤーの皆さんができるだけ沢山の歌を聴ける機会(≒中森明菜を実感できる機会)を得られる様にしてあります。

中〜長期に渡って楽しんでもらえる事を狙い、大当りする度に新たな発見があり、ふとした瞬間や何気ない演出にも「おおっ!?」と思える隠し要素を数多くちりばめてあります。そんな隠し味的な要素についても楽しんで頂けたら幸いです。





◆最後に一言、メッセージをいただけますか?

:前作で好評だったライブモード、今回もさまざまな仕掛けをそろえております。ぜひ、エンブレムをはりつける爽快感を味わっていただけたらと思います。


:今回は、2作目ということで「2」の数字にスポットをあてて様々な楽しい仕掛けを施しております。ぜひ、プレイヤーの皆様の手で「2」にまつわる謎を解きあかして楽しんでもらえたらと思います。よろしくお願い致します。





本日はお忙しいところ、どうもありがとうございました。






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