株式会社 大一商会

Daiichiコラム詳細
 掲載日:2011-05

みなさん、こんにちは。
今回ピックアップする機種はパチンコ『CRピンク・レディー2011』です。
今作でシリーズ3作目となる当機は、どのような変化を見せたのか?
今尚精力的に活動を続ける「ピンク・レディー」のお二人も、開発に深く関わっている当機。この機種の成り立ちについてお話を伺ったのは(写真左手より)開発の今井さん、阿部さん、藤田さん、松岡さんです。

CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー

◆プロフィールをお教えください

名前
松岡 輝(プロデュース)
過去に関わった作品
哲也、プロゴルファー猿、湘南爆走族、怪物くん、初代ハットリくん
好きな機種
F・クイーンU
趣味
パチンコ、スロット、サッカー
入社歴
10年目
名前
藤田 直弘(設定、バランス)
過去に関わった作品
バカボン41才の春、哲也、明菜2
好きな機種
初代バカボン
趣味
パチンコ、温泉
入社歴
8年目
名前
阿部 卓也(役物、ランプ)
過去に関わった作品
バカボン41才の春、ハットリくん2
好きな機種
湘南爆走族
入社歴
4年目
名前
今井(映像デザイン)
過去に関わった作品
当機(CRピンク・レディー2011)
好きな機種
初代ピンク・レディー、怪物くん
趣味
眠ること
入社歴
4年目
CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー

―この機種を作るにあたって心がけたことは?

藤田:

まず初代、セカンドの内容にとらわれずに、「新しいもの」を作るようにした点です。
そして「踊る」のコンセプトを軸に、誰にでも親しみを感じられる内容を。
それから液晶に関しては、それこそ「曲がなくても」この曲が何なのかすぐわかるように、演出を作っています。

阿部:
1、2にあったものは基本的に排除。たとえば伝統的に存在した「たな駆動」という役物があったんですが、あえて排除。何もかも全部なしにしたところから、新しい「CRピンク・レディー」を構築していきました。

とはいえ、開発としては不安はありました。
初代はかなりのヒット作だったので、そこを外してしまうと初代を知っているファンの方々を失うのでは、と。
しかしそこは『一新』することに比重を置いて「現代のピンク・レディー」として完成させる方向にシフト、という選択をしました。


CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー

―今作はキャラクターに8頭身が加わって、キャラクターと踊りのモーションがものすごくリアルになっています。

藤田:

初期段階から、より「ご本人達の再現性を高めよう」というところで背が高いキャラを入れる案がありました。
キャラクターのコスチュームデザインに関しては、ご本人方の過去の映像を元にデザインを作成し、そこからカラーリングやテイストを現代風にアレンジ作成しています。


CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー
CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー
▲衣装に関する資料
CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー

―開発で特に苦労したところはどこでしょう?

藤田:
「曲」と「フリ」のタイミングをあわせるところです。なんといってもご本人方が監修ですので、ものすごい数のチェックを受けています。
ちょっとでも曲と動きがズレるとリテイクを受けました。


今井:
例えば「サウスポー」のダンスは、ミーさんとケイさんの動きが異なるのですが、その時の説明はまさにライブでした。
場面ごとにケイさんが会議室で立ち上がって、目の前で「何がどうちがうのか実演」してくださるという(汗)歌つきで。
これ、往年のファンの方が見たら感涙ものです・・・


松岡:
ズレといっても素人目にはまったくわからないレベルです・・・ご本人のみが分かる領域でしょうか。


今井:
ただ、さすがに何度もやっているとご本人も混乱してきて「ミーちゃん、こうだっけ?」と相談なさったり。


藤田:
開発のかなり初期からお二人とも監修に立たれており、この「タイミング」に関してはものすごいこだわりを感じました。
ちなみに、モーションそのものに関してはアニメーションの監督にとても良い方がついたこともあり、ここはあまり言われることはなかったです。


CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー
CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー

―今作では、役物デザインは従来とは一線を画し、とてもにぎやかな盤面になりました。

阿部:
実は「親衛隊役物」の6体については、開発当初からあったアイデアでして、これについてはずーっと固定でした。
役物が先行して作られていたので、初期は映像がない状態で開発を続けていました。
6体役物の駆動は、場面に同期してかなり凝ったものに仕上がっています。

CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー

―ストーリーリーチ「ウォンテッド」は従来にないドラマチックな展開にドキドキしますが、その成り立ちを。

松岡:
途中、社内評価で「うたものリーチばっかり」「ストーリーがほしい」との意見がありました。
それじゃあ(使用曲の中で)歌詞に一番『つや』のある「ウォンテッド」をストーリーにしましょう、というのがきっかけです。

今井:
かなり好き勝手やらせてもらいました。スタッフの皆様、ありがとうございます。
このムービーはスタッフの皆様のモチベーションがとても高く、非常に『つや』のある絵になっています。

CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー

当初案では、二人にからんでくるのは「人の手」だったのですが、怖い印象を受けるので「バラ」になっています。当機の演出はそっちの人がニヤリとする内容が多く含まれています。気がつけるとかなりワクワク・ハラハラ・ドキドキしていただけるのではと思います(笑)

CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー

―印象に残っている出来事などありましたら

松岡:
マルチラインの親衛隊モードを作ったけど、なくなった。
あれはひどかった(笑)絶対出せない。作ってて面白かったけど。

今井:
思いついた人が言わないでくださいっ(汗)

松岡:
ケーキとかリンゴとかが出てきて、某ゲームキャラみたいな親衛隊が背景の空飛んでるっていう。
作ってもらったけど、歴代ピンク至上で最悪の演出になって。どうがんばってもひどいので、結局全部なくなりました。

まーでも、あれが世に出なくてよかったです。なんかひどかったです(大笑)

(ブラッシュアップのために)自分がひっくりかえしたところは数知れないです。というかありすぎて覚えていません(笑)

―最後に、みなさんへ向けてのメッセージをお願いします。

今井:
当機はキャラクターのかわいさをふんだんに詰め込んだつくりになっています。ゆっくり楽しんでもらえれば幸いです。

阿部:
過去シリーズから一新、現代版「ピンクレディー」として作りました当機、お客さんの中で「アリ」か「ナシ」かを真剣に考えて作りました。ご感想等お送りいただければ、次の機種の参考にさせていただきます。

藤田:
打つたびに違う顔を見せる機種です。一回では観きれない演出を盛りだくさん詰め込んでいますので、末永くお楽しみ頂ければと思います。

松岡:
かめばかむほど味が出る「スルメ台」のCRピンクレディー2011、ぜひ宜しくお願い致します。


CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー CRピンク・レディー2011 開発者インタビュー

本日はお忙しいところ、どうもありがとうございました。