
そこには、見たこともない機械が天井にぶらさがっていました。

▲SFチックな、すんごいロボ登場!!
近くで見るともっとイカしています。なんだか頼もしいです。

▲しかも伸びる。うなる多関節。
大量生産時には、この巨大なアームがこの空間でフルスイングするそうです。
巨体とその重量を支えるための、天井の軌道レールがものすごく太い。
この工程で、いちばんの存在感です。

▲注意書きの絵が本気。
仕事のためなら、人類にも容赦ないロボ。
安全上の理由から、ここでは停止状態で一部工程のみ説明していただきました。

▲運ばれた盤面をつかんで…

▲持ち上げて…

▲正確にセット!!
このときに打ちおわった盤面まで、即座に回収してしまう、すぐれもの。すごいぞロボ。
そしてクギ打ちの工程です。

▲印南さんから変わって、スーパーマン登場。

▲クギ打ち機にデータをセット、いざ開始!!

▲秒間数本ペースで、ミシンのごとくと打ち込んで行きます。速い!!
正確無比に次々と、バスバスと音を立ててクギが打ち込まれます。みるみる盤面がそれらしくなっていきます。

▲ゆがみないクギの山々。美しい。

▲盤面はその後、組み立てラインの工程に送られ、スタッフの手によってパーツの組み付け〜チェックが行われます。

▲組み立て〜検査の工程。
一つ一つのパーツは完成された状態で工場に届いており、盤面をベースに、それを組み付けていきます。

▲熟練した指先が役物を取り付ける

▲大当りでスペック通りに玉が出るかのチェック。大事なところです
その後、出来上がった盤面を枠に取り付けて玉の軌道をチェック。

▲玉の流れのチェック。ちゃんと軌道に沿って動くかを一台一台確認します。
ラインの奥では『デコパチ』という、実機をリサイクルする作業をしていました。
パーツを外し、再利用できるものはできるだけ再利用していきます。分解したパーツは消耗部品を交換し、クリーニングを経て再利用されます。資源の無駄をなくす企業努力の一環です。

▲運ばれた台はここでパーツを外していく

▲解体されているのは「CR ENTER THE MATRIX」の盤面。

▲あれよあれよという間に解体

▲手際よくパーツの解体を進めていく

▲外されたパーツはクリーニングを経て保管され、次の出番を待ちます
そして出来上がったパチンコ台はフロアを移動し、梱包の工程に進みます。

▲輸送用の穴がぽっかり開いていて、上のフロアから実機が降りてくるしくみ

▲下で待ち構えている梱包の機械

▲ここを通る最中に、自動的にビニールがかぶさって、袋とじが瞬時に行われます

▲こんな感じで到着。ほぼ通り抜けるだけで梱包が終了
こうして梱包されたのち、トラックに載せられて全国のホール様に導入されていきます。
【正直、工場は楽しい】
今回は特別に、日頃見られないダイイチの生産工場を見学させていただきました。
いつもホールできらびやかな姿を見せるパチンコ台。昔の液晶も役物もなかったころと比べると、見た目はまるで変わりました。しかし中身はやはり、ひとつの板と金属のクギで出来ていました。時代が変わっても、この「本質」はゆるぎないようです。
さまざまな人の手が加わって(ロボの手、含む)組み上がっていくさまは、楽しいです。河の流れを確かめるごとく工程ラインをじっくり見ていると、様々な工夫の末に現在のラインになっていったのを見てとれます。
このあとは、作られた台を追って
ダイイチの直営店をレポートいたします。
取材に応じてくださった皆様、お忙しいところをありがとうございました。

▲安全…の字は、大一じゃなくて「第一」