株式会社 大一商会

Daiichiコラム詳細
 掲載日:2010-08-16
ダイイチのパチンコ工場に行ってみました【後編】

ダイイチのパチンコ工場に行ってみました


そこには、見たこともない機械が天井にぶらさがっていました。


▲SFチックな、すんごいロボ登場!!

近くで見るともっとイカしています。なんだか頼もしいです。


▲しかも伸びる。うなる多関節。

大量生産時には、この巨大なアームがこの空間でフルスイングするそうです。


巨体とその重量を支えるための、天井の軌道レールがものすごく太い。
この工程で、いちばんの存在感です。


▲注意書きの絵が本気。

仕事のためなら、人類にも容赦ないロボ。
安全上の理由から、ここでは停止状態で一部工程のみ説明していただきました。


▲運ばれた盤面をつかんで…


▲持ち上げて…


▲正確にセット!!

このときに打ちおわった盤面まで、即座に回収してしまう、すぐれもの。すごいぞロボ。

そしてクギ打ちの工程です。


▲印南さんから変わって、スーパーマン登場。



▲クギ打ち機にデータをセット、いざ開始!!


▲秒間数本ペースで、ミシンのごとくと打ち込んで行きます。速い!!

正確無比に次々と、バスバスと音を立ててクギが打ち込まれます。みるみる盤面がそれらしくなっていきます。


▲ゆがみないクギの山々。美しい。


▲盤面はその後、組み立てラインの工程に送られ、スタッフの手によってパーツの組み付け〜チェックが行われます。


▲組み立て〜検査の工程。

一つ一つのパーツは完成された状態で工場に届いており、盤面をベースに、それを組み付けていきます。



▲熟練した指先が役物を取り付ける


▲大当りでスペック通りに玉が出るかのチェック。大事なところです

その後、出来上がった盤面を枠に取り付けて玉の軌道をチェック。


▲玉の流れのチェック。ちゃんと軌道に沿って動くかを一台一台確認します。

ラインの奥では『デコパチ』という、実機をリサイクルする作業をしていました。

パーツを外し、再利用できるものはできるだけ再利用していきます。分解したパーツは消耗部品を交換し、クリーニングを経て再利用されます。資源の無駄をなくす企業努力の一環です。


▲運ばれた台はここでパーツを外していく


▲解体されているのは「CR ENTER THE MATRIX」の盤面。


▲あれよあれよという間に解体


▲手際よくパーツの解体を進めていく


▲外されたパーツはクリーニングを経て保管され、次の出番を待ちます

そして出来上がったパチンコ台はフロアを移動し、梱包の工程に進みます。


▲輸送用の穴がぽっかり開いていて、上のフロアから実機が降りてくるしくみ



▲下で待ち構えている梱包の機械


▲ここを通る最中に、自動的にビニールがかぶさって、袋とじが瞬時に行われます


▲こんな感じで到着。ほぼ通り抜けるだけで梱包が終了

こうして梱包されたのち、トラックに載せられて全国のホール様に導入されていきます。


【正直、工場は楽しい】

今回は特別に、日頃見られないダイイチの生産工場を見学させていただきました。

いつもホールできらびやかな姿を見せるパチンコ台。昔の液晶も役物もなかったころと比べると、見た目はまるで変わりました。しかし中身はやはり、ひとつの板と金属のクギで出来ていました。時代が変わっても、この「本質」はゆるぎないようです。

さまざまな人の手が加わって(ロボの手、含む)組み上がっていくさまは、楽しいです。河の流れを確かめるごとく工程ラインをじっくり見ていると、様々な工夫の末に現在のラインになっていったのを見てとれます。

このあとは、作られた台を追ってダイイチの直営店をレポートいたします。
取材に応じてくださった皆様、お忙しいところをありがとうございました。


▲安全…の字は、大一じゃなくて「第一」